
すっかりご無沙汰していました、活動報告です。
また考え事をしながら書いていたら、例によって長くなってしまいました。
内容について補足を追記しました。→補足へ
活動内容
7の活動……と思い返そうとして、つい先々月の事なのに、すっかり忘れてしまっていてやはり毎月書いておかないとと思いました。
なぜ覚えていないかというと、おそらく大して創作活動をしていなかったのかもしれない、と思うのですが。
めずらしくSNSを頑張って動かしていたので、記録と記憶をたどってなんとか思いだしてみます。
7月はじめ
上半期まとめ記事、ワンドロ漫画ネームに挑戦(5ページ・未発表)、らくがき2ページ漫画を描きました。
そんなこんなだらだら過ごしていたら、相互さんからはるともの素敵イラストを頂いて有頂天、各所で自慢する。
7月中旬
8月末のオンラインイベントを前に、何の準備もしていなかったのですが、先のイラストのお礼を述べた際、相互様(同じイベントに参加予定)から進捗を伺い、反省したのでちょっと本腰を入れて準備を開始しました。
ファイルの保存日時を見ると、7/10~16でプロット・シナリオ、7/17~20の期間でネームを切っていたみたいです。
7月下旬
ネームの見直し・修正をしていわゆる原稿マンションを立てました。
界隈では原稿枚数分の空データファイルおよび管理ファイルを作成することを、このように表現するらしいですね。
今回は24ページだったので、マンションというか、アパート程度です。
SNSで流れてくるのを見る感じ、マンションを建てた上で原稿ファイルにネームを直接描き込んで切っていく方が多いんでしょうか?
その方が早いのかな……?
私の場合は、ネームは1枚に16ページ分をまとめて描くという、極小ネームで済ませているので、マンションはネームが終わってから建設しています。
1枚16ページというのは、こういう事です。↓

以前はA5くらいの紙(アナログ)に1枚当たり2ページで書いていましたが、セリフやコマの組み換えががしやすいので、この方法を知ってからはもっぱらこれで描いています
本来はこの後きちんとした本ネーム(大きめのサイズのもの)を切るらしいのですが、めんどくさいのですぐ原稿に突入しています。
ネームで作成したテキストデータは原稿マンションにそのままコピペしています。
マンション建設、コマ割り、フキダシ作成ができたのが7/23です。
今回、フキダシを描くとき、間違って入り抜きの強いペンで描いてしまったので、今度から気をつけようと思います。
8月初めから半ばくらいまで
7/24~8/2でペン入れ(一発で描けないときは下描きしています)、~8/6で仕上げ作業を終えました。
イベントまで結構ゆとりがある進行になったと思います。
それからは作品サンプルを作ったり、落書きしたり、J庭用のポスター案を考えたりしつつ、大半はだらだらすごしてしまいました。
猛暑と冷房で何をしなくても疲れていて、常に眠かったです。
そんなこんなしていたらまた別の相互さんに光治を描いていただいて(本当に突然に)再びテンションが爆上がりしました!
全く予告なく通知が来て、めちゃくちゃびっくりしました!
嬉しいサプライズをありがとうございました。
(企画もの?で、他の方のキャラクターとご一緒なので、こちらには載せられません)
8月後半~イベントまで
8月末に「関係性自論9」に参加したので、それまでは主にイベント準備と宣伝、となるはずだったのですが、展示メインの漫画を早々に描き終えてしまったため、完全にダレてしまいました。
本当は、はやく描いたら描いたで、もっと原稿に手を加えたり、よりよくしようとすべきですよね……。
私は、いったん終了と思ってしまうと、描きっぱなしで振り返らないので、よくない。
イベントのことについてはこちらで書きました。
近況と考えごと
坂口尚の漫画を購入
先日、ついうっかり坂口尚の漫画を紙で購入してしまいました。
この方、本当に、本当に絵が上手い……!!!!
「石の花」のデジタル版を持っていて、デジタル版でもうめぇー!!と思っていたのですが、今回は「VERSION」の新装版を買ってしまいました。
散財した……でも買ってよかった……。
テンションが上がりすぎて、汗だくになりながら漫画を読む(というか、絵を見る)という、今までにない経験をしました。
特に背景は、もう本当に、極まっています。
建築や車などの人工物や構造体も上手いし、自然物もめちゃくちゃに上手い。
もう上手いしか言えなくて何も伝わらないんですが、とにかく上手い。
漫画だから絵ばかり言及するのも失礼と言えば失礼なんですが、うますぎて……。
89年の作品、当然アナログ作画、しかもアシスタントなしすべてご本人が作画していらっしゃるというのに、だからこそ、隅々まで作家の意思が通っている感じ。
単なる写実や緻密なだけの作画ではなくて、そのコマの伝えているものや主体、演出に基づいて解像度が精密にコントロールされている感じ。
力の入り抜きが完ぺきというか。
私はどれも同じ強度で描いてしまって、時間がかかる上にパッとしない画面になる癖があるので、本当に憧れてしまう。
こんだけ描けたら、絵を描くのが本当に楽しくてしょうがないだろうな……。
やっぱり、人の手で描くと(アナログは特に)血の通った画面になっていいですね。
漫画なので、絵については何が描いてあるか分かれば十分、とも思ってはいるのですが、だからこそでしょうか、そのコマで何を伝えるのか考え抜かれ、必要十分な情報が適切に配置されている画面は、読み手に不要なストレスを与えないし、なんだか大変贅沢なもてなしを受けている感覚になります。
なんかうまく言語化できなくてすみません。
見入りすぎてまだ1話しか読めていないので、読み進めて考えたらまた書きます。
描くことと書くこと
最近、「漫画と小説だと、漫画の方が上」という考え方があるというのを知りました。
なぜ、いつからそんな価値観が生まれたのか、よく分からない……。
表現手法の上下とはいったいなんなのか……。
どっちかというと、その表現を用いる方の腕の良し悪しなような気がしますが……。
確かにネットだと、伝達速度が速いのは絵的な情報なので、見られやすいものというと、漫画でしょうね。
漫画は確かに分かりやすいですよね。というか、分かりやすく作られていることが多い。
特に最近はコンマ数秒で分かること、分かりやすいこと、伝わりやすいことが重視されているから、そういったものを重視するコミュニティにいると、漫画の方が上、のような意識になるのかな。
私は小説も漫画も読みますし、それぞれに素晴らしい作品があるし、小説以上に深い漫画もあるし、漫画以上にワクワクする小説もある。こういってはなんだけどそれぞれに駄作だと感じるものもある。
当たり前だけど、小説と漫画とでは表現できることが違うし、得意分野が違う。
キャラクターのビジュアルなんかは漫画だと一発で伝わるけど、思考や価値観は小説の方が圧倒的に伝えやすいし、具に表現しやすい。
どっちかというと高解像度で伝えやすいのは文章の方だと思う。
これは私が漫画と小説を両方かいてみて思った事ですが、小説にして出したい情報と、漫画にして出したい情報というのは明確に違いますね。その表現でやりたいこと、というのがそれぞれ違ってくる。
だから、「本当は漫画が描きたかったけど、絵が描けないから小説を書いている」という方もいると知って少し驚きました。
表現手法は何でもよいけども、とにかくその世界を伝えたい、ということなのかな?
でも、身体的な理由や、時間的・空間的制約があるのでなければ、かきたい表現でかいたらいいんじゃないだろうか……と思ってしまいます。
最初からかける人、わずかにはいると思うけど、大半の人はかけないと思うし……。
私が漫画描き(絵描き)を名乗っている(目指している)のは、単純に磨いていきたい表現が漫画表現や絵的な表現だからです。
私は漫画の面白さはネームの面白さだと思っているので、漫画表現を絵的表現といってしまうのはちょっと暴論ではありますが、私の好きな絵のうまさが、漫画表現に最適化した絵のうまさで、そういう絵のうまさが私も欲しいから、漫画を描いて、漫画描きを名乗っている、という感じ。
逆に文章は、そんなに上手くなりたいと思ってないし、磨きたい表現があるというわけでもない。
はっきりいって、漫画って難しいし、作業は苦痛でしょうがないし、進歩のなさにがっかりするし、上手い方を見ると悔しいし、描いていてあんまり楽しくはないです。でもその分出来上がった時の達成感はひとしお。
文章の方が、むしろ考えたり書いたりするのは苦にならないですね。
まぁ同じ意味かもしれませんね。上手くなりたい=現時点の自分の否定なので、自己否定ってしんどいものね。
なんか何が言いたいのかよく分かんなくなってきた。
まぁ、苦しまずに上達するものなんて、ほとんどないですよね。
上達やプレビュー数など考えずに好きにかきたいだけかくのが一番楽しいのかも。
本当はそれだけでいいのかもしれない。
9月の予定
イベント準備
10/4のJ庭60にサークル参加予定なので、主にその準備をします。
とはいえ、新刊を出すでもないし、ほとんどの事はサークル代表がやってくれるので、あんまりやることもありません。
代表と話して、ポスターを描き下ろそうか、という程度。
J庭は、普段やりとりさせていただいている方とお会いできるのはとても楽しみなんですが、イベントそのものはあんまり……という感じになってしまっています。
とにかく規模が大きいし、アウェー感がすごくて……。
気分的にはもはやついて行くだけになっていて、出張編集部も行きたい気持ちはあるんですが、BLレーベルでデビューしたいわけでもないし、かといってアドバイス目的で行ってもお客様扱いでよしよしされて終わってしまうので、どうかなぁ……という感じ。行ったら行ったで決して無駄にはならないと思うんですけどね。
イベント側でも色々と変更などがあるかもしれないので、今後の動向次第にはなりますが、このままなら私はJ庭参加は今回限りかなぁと思います。
「はとむぎや」として、サークル代表は今後も参加するつもりとのことですので、よろしくお願いいたします。
Xfolio
登録だけして放置していたクロスフォリオを動かしたいなと思っていますが、作品の投稿画面が全然分からなくて難航中です。
ポートフォリオサイトなので、どうかなぁと思っていたのですが、あんまりポートフォリオを意識せず使っているユーザーも多いのかなという印象になってきたので、ちょっとずつ作品を投稿していこうかなと思ったのですが……。
ページの雰囲気を決めたりもしないといけないし、なによりトップに持ってくる絵がないよ!!という感じなので、まだまだ先の事になりそうです。
とりあえず今は相互さんを少しずつフォローさせていただいていってます。
活動ジャンル
イベントのふり返り記事で悩みを書いたら、随所でご心配をおかけしたみたいで、大変申し訳なかったです:(;゙゚”ω゚”):
今までずっと、ジャンルに不勉強なままの私がかいたものを、BLと言ったり、特定の属性を冠して宣伝することで、本当にそのジャンルや属性が好きで求めてきた方々に不愉快な思いをさせたり、がっかりさせないか、ということが不安でした。
なんか、ジャンルや属性の力を借りて宣伝して、詐欺をはたらいてしまっているような気がしていて……。
私は、せっかく時間を費やして見にきていただくなら、その時間だけでも楽しんでほしくて、なんとか面白いと思ってもらえるものを提供できないかなと考えて描いています。
でも、このジャンルって、面白さというより、好きとか萌えなんですよね。
そこを理解して、これ以上ジャンルに寄せて描くのは、私にとっては難しい、かも……。
なので、BL(的なもの)は多分今やっている「はるとも」で終わりになると思います。
この作品以上にBLっぽい物も思いつかないと思うし、これ以上ジャンルに踏み込むことも無いと思うので。
「はるとも」はネタがある限りゆる~く続けたいなと思っています。
王道BLを意識して作り始めたこの作品ですが、私自身、BLとしてではなく、このふたりや周囲のひとたちの話として追いかけたいなという気持ちが強くなってきました。
BLというジャンルや、その読者を意識しすぎるあまり、およそこのひとたちらしくない(というか私らしくない)展開や、不要な外連味を加えてしまう事は私の本意ではないことに気が付きました。
結果的にBLを嗜む皆さんに喜んでもらえる作品になるのであれば、それはとても素晴らしい事なのですが。
まずは、自分が描けるもの、描きたくなるものを楽しんで描けるようにしていきたいと思います。
といいつつ、J庭のポスター用に外連味強めのを描こうとしてるんですが、これこそ詐欺じゃない?とサークル代表と話し合っています。

↑のポスターで手に取っていただける層が、私の話を楽しいと思うのか!?という問題を代表と絶賛審議中です。
どうなるのかわかりません。ええんか、それで。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
補足(2026/9/14追記)
活動ジャンルに関して上で書いたことについて、色々な人から「もう『はるとも』は描かないのか?」とか「ジャンルを移動するのか?」というようなことを聞かれているので、補足です。
言葉足らずで一部誤解を与えてしまっていて申し訳ありません。
①『はるとも』の継続について
結論から申し上げると、『はるとも』については描き続けるつもりでいます。
『はるとも』は、形容するならば「幼馴染の男の子を好きになった男の子と幼馴染の男の子を好きになった男の子(を中心とした一連)の話」というのが私的に一番しっくりくる表現です。
そういうふたりや周囲の人々を描く楽しさはあるし、今のところ意欲もあります。
しかしながら『はるとも』をなにかのジャンルに分類しなければいけないとすると、ゾーニングを考慮してみても”BL”という事になると思います。
ただ、私が今以上にBLジャンルや属性を研究する気がないため、よりBL的な描写や展開に則って描くことは難しく、そういった需要を満たす保証ができかねるという点で、多くの方が期待するようなBL作品にはなり得ないかもしれないという懸念による発言でした。
②ジャンルの移動について
私の中で”活動ジャンルの移動”というのが一体どういう行動を指すのかきちんと理解できていないので、的を得た答えになるかどうか分からないのですが、一応私の考えるところを以下に記載します。
先に述べたように、『はるとも』は分類されるならBLジャンルに入ると思います。
なので、『はるとも』の宣伝をする場としては(男性同士の同性愛描写を多分に含む作品について嫌悪感を示す人の一定数の存在が想定される以上、お互いにいらぬ不利益を被らないためにも)BL関連のタグ利用やBL関連イベントである必要はあると思います。
ただ、先に述べたようにBLジャンルや特定の属性に期待されうる要素を作品に入れ込んでいくことは現状では難しいです。
その点において、特定ジャンルや特定の属性を用いた宣伝を行う事が適切かどうかが判断できないので、宣伝やイベント参加については今後どうするか少し時間を頂いて考えたいと思っています。
イベント参加を控えるということが、活動ジャンルの移動にあたるのであれば、そうなのだと思います。
創作に関しては、今までもBLに限定して作品作りをしていたつもりはありませんし、これからもジャンルにこだわりなく色々かいていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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