小説本の表紙作成中です!―カラーイラスト作成のあれこれ―

10〜16分
2,477文字

この前のMEMOで、BL小説(まだタイトル決まってない)のエピローグ漫画の原稿を描くなどと言っていたのですが、6月のイベントに本編本を間に合わせるとなると意外とスケジュールがきついという事が発覚しました。
なので今は本の表紙絵を優先して描いています。
描いているのですが、カラーが苦手ゆえ、難航中です。
というか、気が進まないので筆も進まないといった感じです。
ミニラフをいくつか描いたのですが、特にこれだ!という決め手も無いので練習がてら何点か描きながら、引き続きラフを生産して練っていこうかなと思っています。

表紙の方向性

前の本はキャラ絵を採用しないという逆張り思想強めの装丁にしたのですが、
今回は王道BLをうたっており内容もコミカルなので、キャラ絵も含めて案を考えています。
こういうの、大体3パターンくらいあると思うのですが、
・メインキャラ2人(ジャンルまるわかり系)
・キャラありだけど顔は見えない系(一般小説の装画風)
・引きの構図(背景メイン)
だいたいこんなかんじかなと。
楽だしわかりやすいのはキャラ2人でしょうか。
私の好みは2番目ですが、文体にラノベ感がただようのでラノベっぽくするのもいいかなぁと思います。
今のラノベよく知らんけどね!
私が知ってるのは、ブギーポップとか、イリヤとか、キノの旅とか、あの頃のやつです。

私のカラーの描き方

実は、これというものが決まっていません。
なぜかというと、ここ2年程は漫画づけでモノクロ絵ばかり、他に絵を描いても大体ラフとか線画どまりだからです。
着彩しても、カラーラフくらいまでしかやってない……。
本当に絵描きなのか私は。
素人絵描きにしたって、素人すぎる。
永久に模索中です。

というわけでまずはオーソドックスな手順で、ジャンルまるわかり系の構図で1枚描いてみました。
それにしても、クリスタのノイズパターンで情報量増えて絵の密度が上がるの笑う。
もとの絵の情報量を増やしなさいよという話です。

表紙絵イラストサンプル
私のメモ書きがそのまま。

不自然なまでに二人ともこっちを見てくる系の構図です。
(こういうのって、カメラ目線の方がいいんでしょうか?)
なんかこう、キャラの性格というものがあるので、こうもキリっとしていると、「一生懸命頑張ったね笑」という謎の可笑しさ微笑ましさがあります。

今回はすべてクリスタで作画しました。
工程は下記の通り。
①ミニラフ(サムネイルくらいのサイズで構図決め)
②カラーラフ
③線画
④下塗り(人物・パーツごとにレイヤわけ)
⑤塗り
⑥修正
で、よく考えたら下描きするのを忘れていました。
それはさておき、私の良くない傾向として、細部に気を取られて画面のメリハリがつかなかったり、要所が分かりづらくなったりするので、細かい要素をなるべく排除していく方針で描いてみました。
線画は太めで描き込みは軽め。
キャラでレイヤわけはしておらず、顔と他輪郭などの2枚で描いています。
色塗りもほぼアニメ塗りぐらいを意識してざっくり塗り。
実は今まで面倒くさがって塗りのレイヤーも一枚で描いていたんですが、逆に時間がかかるよ、と知人から指摘を頂いたので、今回はおとなしく分けました。
この後表紙として使う場合は、背景や、小物等を描く予定です。

どうでしょうか?
この描き方だと、色数が少ないので、見やすくはありますが、光の幅が小さいというか、影色のチョイスが悪いのか、ちょっとコッテリした感じになりますね。
透明感を出そうとすると、もっとちゃんと色を吟味しないといけないんだなと思いました。
また、ブレザーなどの広い面がどうしても密度が低くなってしまうなぁと思いました。
装画なので、タイトルやサークル名をそういう場所に配置する、というのもありますが、その場合でもあらかじめ計算して配置した方がいいんだろうなぁ。
別の塗り方としては、線画の書き込みを増やして、着彩は水彩風にさらっと色付けするというやり方もありかなと思うので、それも試してみようかと思います。
油彩画的にガチの厚塗りをするのは時間がかかりすぎるので、今回はなしで考えています。

ちなみにこの、ひねりのない特に難しいとも思えないキャラ二人棒立ちの絵で、8時間くらい費やしています。
接地面があるキャラ絵、描きなれてないから……。
背景ありのを描くとしたら、いったい何時間かかるんでしょう……20時間くらい見積もっておいた方がいいかな……。
やばいです。本当に時間がないかも(´;ω;`)

苦手なカラーを楽しく描きたい

カラーイラストの何が苦手かというと色々あるのですが、理由の一つは、色を塗ってしばらく描き込んでリカバリーが効きにくくなったあとに、デッサン崩れや構図のおかしさに気が付く、という点です。
今回もある程度塗れたかな、と思ったあとになんか体がおかしいな?となって2時間ほどかけて修正をしています。
まだ、奥側どうなってんの?という疑問を残したままですが。
慣れている方ならラフの段階で詰めていくものだとは思いますが、なんというか、色を塗ってからじゃないと気が付かない類のおかしさってありますよね。……あると思うんですけど……ないですか?
上手な方だと、着彩後のイメージがきちんとついていて、逆算して描いてらっしゃるんだろうなと思います。
私はまだそこまでやれません。行き当たりばったりです。経験値が足りてないよ~
今、カラー絵への苦手意識が高まりすぎてて、なかなか作業に着手できない→期日が迫ってきてから手を付ける→描きなれない分よけいに時間がかかる→吟味する時間が無くなって、納得いく仕上がりのものにならない→楽しくない→苦手意識が強まる、という悪循環に陥っている気がするので、今回は時間に余裕をもってカラーに向き合いたいと思います。
それでなにかカラーの楽しさをみつけられたらいいなぁと思います。

今後の作業としては、先述した水彩風の塗りで描いてみるのと、他の構図でラフを練ってみるという感じになります。
カラー絵に行き詰ったら、気晴らしに漫画原稿を進めようかと思います!

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!

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